入団エントリ#6 Mukku NAKAMURAの場合

はじめに

 
今回はジャングルˣに所属するクルー=ジャングラーの口からジャングルˣとの出会いや入団動機を語ることにより、魅力や社風を感じていただく入団エントリ企画の第6回です。
 
 
今回はジャングルˣのMukku NAKAMURAの記事です。是非ご覧ください。
 

英国ブックメーカーとの出会い

 
Mukku NAKAMURAと申します。現在はContent Coordinator(コンテンツ制作部門)で働いています。
 
知人らとともに立ち上げた会社が岐路に立っていた15-16年前、次に何をすべきか模索している中で、話を持ち込まれたのが、英国政府公認のブックメーカーのライセンスを取得してオンラインで日本向けにサーヴィスを展開している会社の資金援助の依頼。
 
元々、スポーツは大好きで、ギャンブルも大好き。公営競技はもちろん、海外旅行に行けば、必ずバカラとポーカーはやる、やれないところは最初から行かないという感じだったので、当然ブックメーカーの存在は知っていました。
 
2022年10月、日本国内で、オンラインカジノで現金を賭けることは犯罪という公式見解を警察庁と消費者庁が発表しましたが、当時はまだまだ緩い状況。
とはいえ、さすがに個人レヴェルでいきなり現金の賭けを生業としてできるわけがないという程度の見識は持ち合わせていたので、完全に興味本位で、付き合いのあったRobin Gibsonという英国紳士とともにイギリス・アイルランドのブックメーカーに視察という名の旅行にでかけたのが2006年の2月。
 
 
日本でいうところのWINS(競馬の場外馬券場)のようなブックメーカーの路面店に行って本場のベッティングでも体験できたら満足という気持ちで行ってみたら、Robin Gibsonのアテンド力で、William Hillや、アイルランドのPaddyPower(アメリカのスポーツベッティングが合法となってから今や全米No.1の売上を誇るFlutterの前身)の海外戦略担当部署と話す機会に恵まれ、路面店やコールセンターやオッズの調整をする部署の見学もさせてもらい、これが英国人の余裕なのかと痛感したのを今でも覚えています。
 
Robin Gibsonから、最後に訪問するところが、スポーツベッティングでは珍しいイノヴェーションを起こしている会社で、数々の賞を受賞しているから面白いよ、と言われて楽しみにしていたのがBetfair。(ここも今では前述のPaddy Powerと合併して、Flutterになっています。)
そのBetfairから、訪問直前に日本で組む相手が決まったから会うことができないと言われ、相手がどこかなのかもわからず帰国したのがブックメーカーとの最初の出会いでした。旅行という名の視察の収穫は、当時、2006年頃は英国政府公認のブックメーカーライセンスの取得はそれほど難しくはないということ。(現在とは審査基準が全く異なります。)

Panjaとの出会い

 
帰国して目にしたのが以下。
 
                               FEBRUARY 28 2006 FINANCIAL TIMES
FEBRUARY 28 2006 FINANCIAL TIMES
 
脊髄反射でライセンス取得に動き始めました。 何度か現地に赴く中で、Robin Gibsonの尽力もあって、なぜか親身に相談にのってくれるブックメーカーのおかげもあって、ライセンスは無事取得できました。2007年頃だったかと思います。(繰り返しになりますが、現在とは審査基準が全く異なります。)
 
ライセンスは取得したものの、これからどうするというプランはなし。 とにかく、あの熱狂をどうにかして日本でも実現したい。この想いだけで奔走していた時に出会ったのがPanjaでした。
 
曰く、「Bettingをやる、カジノ王になる」。
 
「ベッティング」というワードでさえ、色眼鏡で見られる風潮の中、この人の発するオーラと未来を語る力、この人なら必ず何か成し遂げる。 第一印象は強烈でした。
 

ギャンブラーとして

 
付かず離れずの関係を続けてきた中で、「GOOD BETTING GOOD LIFE」というPurposeを掲げるジャングルˣにJOIN。
 
Panjaのヴィジョンに貢献できるのはギャンブラーとしての視点をジャングルナイズすることだと信じており、英国のブックメーカーと出会ってから1利用者として、ありとあらゆるブックメーカーのサーヴィス、プロダクトをずっと体験し続けてきました。
 
紙と鉛筆、電話からPCへ、そしてモバイルへ。 主戦場は、時代の流れとともに当然のようにオンラインに変わってきましたが、賭け方の構造は変わらず。
exchange、Multi Bet、Odds Boostといった賭け方・機能は、少額でより多くのリターンを得ることができるようにしたもの。 Early Payoutのような機能は、より多くベッティングをしてもらうもの。 見ている先はハイローラー、高額リターン目当ての層。
ギャンブルの常で、勝ち続けることはあり得ないので、当然ギャンブル中毒者が社会問題になっていたりもします。 ハズレて失望している大人の姿を見た子供はどう思うんだろうと。
 
 
この逆を行く。
 
子供や孫と世代を超えて一緒に楽しめる持続可能なベッティングを作る、そして関わる人々の生活を豊かに、誰かのインスピレーションになる。
 
ジャングルˣの代表である、Panjaの言葉のひとつ「最高の福利厚生は仕事仲間」。 ベッティングによる革命を起こす一翼を担えればと思っています。
Robin Ginsonのお墓
Robin Gibsonのお墓
Robin Gibsonのお墓

おわりに

 
いかがだったでしょうか。Mukku NAKAMURAの入団エントリでした。
このエントリを読んで、"ベッティングを変えたいと思っている人"に当てはまると感じた方は、是非弊社のコーポレートサイトもご覧ください。
 
Jungle It. | JUNGLEˣ
ジャングルˣは《 毒 》をコアエンジンに、イノヴェイションとマネジメントで世界変革を志す組織です。この構想は、2008年から練られ、2015年にシナリオが完成し、2018年に各種権利化を得たことで、社会実装にむけた構えができました。 《 毒 》溢れる製品を徹底的にデザインし開発することで、高い獲得賞金を目当てにしたベッティングではなく、 子供や孫と世代を超えて一緒に楽しめる持続可能なベッティングを作ること、そして 関わる人々の生活を豊かに、誰かのインスピレーションになることが私達の存在意義です。 ジャングルˣのチームはとてもクリエイティヴな多様性があり、それぞれが様々な分野で卓越したキャリアを積んできました。私たちのプロトコルは 常に物事を違った角度から見るよう設計されています。どんな至高体験にするか、そのためにはどんなベッティングを作るか、改善に改善を重ね、製品のアップデートをしています。なぜなら、 私たちは研究者であり、夢想家であり、時に狂人だからです。 ジャングルˣは《 毒 》を通して心躍るような至高体験を、世界中の皆さまにお届けしたいと考えています。 「概念を変えるほどの衝撃」にご期待ください 。 Product Name : JUNGLEbet Product Tagline : Modern In-Play. Product Concept : The World's Most Comfortable In-Play.
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 
本文文責: Mukku NAKAMURA はじめに、おわりに文責: Mukku NAKAMURA