入団エントリ#6 Woz ISHIKAWAの場合
はじめに
今回はジャングルˣに所属するクルー=ジャングラーの口からジャングルˣとの出会いや入団動機を語ることにより、魅力や社風を感じていただく入団エントリ企画の第6回です。
今回はジャングルˣのDevチームからWoz ISHIKAWAの記事です。是非ご覧ください。
はじめまして。2017年7月に入団したWoz ISHIKAWAと申します。現在はディフェンシブエンジニアとして、主にジャングルˣのベッティングサーヴィスのバックエンド、API、インフラ、特許に関連して働いています。
前職
前職は、会計・給与・税務といった業務アプリケーションSaaSのスタートアップにてCTOとして、シリーズA、Bを経て、エンジニアを0名(自分が一人目)から30名強のところまで拡大させ、サーヴィスを作り上げました。
このスタートアップでは2009年時点で、それまで30年近い積み上げのある大規模な業務アプリケーションを、たった3年程度ですべてつくりあげ、クラウド経由で提供するというよい意味で「狂気」のロードマップと、それによって日本全国の個人事業主、中小企業に活力と循環が生まれるという思想に惚れて参加しました。
ただ、ここでの限界は、
市場がそもそもグローバルでないことと、8年近くにわたって自分自身でコードを書く機会がなく、自分の創造物が人の手に触れるという私自身の根源的な喜びの一つを味わえないことでした。
ジャングルˣへ
2017年の転職時は分野の近い業務系のSaaSや、機械学習、クリプトなどを考慮していました。その中で、ジャングルˣのPanjaと話す機会がありました。
「グローバルで」「10兆円の会社つくる」というダントツの「狂気」をもったジャングルˣ。それをスポーツベッティングという人間の根源的なエキサイトメントに突き刺さるサーヴィスを軸にして行うという点に強烈に引きつけられました。かつ、ベッティングでただ儲けるのではなく、ベッティングを通して得たエネルギーを、アスリートやクリエーターに分配するという天才のアイディアに痺れました。
お金を儲けて余ったら分配するのと、もともと循環させることを前提にお金を儲けることは根本的に違います。
ベッティングとはまったく違うように見える前職でも、ミクロレベルの経済の循環という点が共通で、そのテーマが私個人の動機にも刺さりました。
さらに、世界のスポーツベッティングの本丸である、英国のベッティングライセンスを取るところから始めるという大局眼。(この大局眼は、私が参加した1年後から、短い期間にベッティングやNFTにかかわる10以上の特許を取りまくることなどにも現れます。)
その後、Panjaに、「歴史上の好きな人物を10人あげて?」と聞かれる機会がありました。私はハンニバル・バルカ、マルクス・アウレリウス…などとと答えた後に、Panjaにも聞いたところ、「チンギス・ハーン(欧米文化がベースの相手にはアレクサンダーと回答するとのこと)」との答え。
チンギス・ハーンもアレクサンダーも、当時の世界では考えもつかないテクノロジーとそれを実装した軍団を組織して世界を制しました。さらに軍事力が圧倒的でかつ残虐なイメージを広め、戦う前に降伏させて無駄な血を流さず拡大するなど、知略にも長けていました。
チンギス・ハーンらのこのイメージは、大局から周到に準備を重ね、攻める時を逃さず、7手8手先の手を当たり前のようにうつPanjaと重なります。そのとき直観で感じたPanjaと、5年経って知ったPanjaを見ていても変わりません。
このようにして、私はジャングルˣに参加しました。
蛇足ですが、最後の会話は、麻布のシガーバーでモスコミュールを飲みながらでした。このモスコミュールが、北欧神話の神オーディンが人間と契約するときに出す3杯のはちみつ酒(ミード)に見えました。(当時、Amazonドラマのアメリカン・ゴッズにはまっていました。)
おわりに
いかがだったでしょうか。Woz ISHIKAWAの入団エントリでした。
このエントリを読んで、Wozの言葉、"自分の創造物が人の手に触れるという根源的な喜びを味わいたい"に当てはまると感じた方は、是非弊社のコーポレートサイトもご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
本文文責:Woz ISHIKAWA
はじめに、おわりに文責:Mukku NAKAMURA